「花の都パリ」のおしゃれで素敵な町のイメージが強いですが、実際は地下鉄とか町中はあまりきれいではないところも。
ですが18世紀の欧州貴族が栄華を極めた痕跡はいたるところに残っていて、長い華やかな歴史を感じさせる建造物たちはさすがです。
「フランス人は英語を話さない」といいますが、実際そうでもないです。下に挙げたような観光地では、世界中から観光客が集まりますので、当然普通に英語は通じます。
ホテルやラファイエット(パリ中心部の有名デパート)でも当然のように店員は流ちょうな英語でした。ただ、街中のカフェで英語メニューがなかったり、確かに英語で話しかけてもフランス語で返答してくる店員さんがいるお店もありました。たまたまかもしれませんが、私の経験ではどちらもローカルなパン屋さんでした。あんまり観光客向けではなさそうな。パン屋さんなら言葉がわからなくても買えますし、最低限の英語が話せればそんなに言語の点でフランスを敬遠することはないと思います。
ですが、ベルサイユやルーブルなどでも説明書きは全てフランス語のみなので要注意です。しっかり知りたければ音声ガイドを借りましょう。
【エッフェル塔】
パリ観光といえば、マストですね。
東京タワーのモチーフになったといいますが、よく見ると違うところがたくさん。まず、夜になると点灯するのは同じですが、定期的にピカピカと点滅します。さらに一番上のところからは遠くを照らすライトが夜の空に光の一本線を出すのです。
わかりにくいですが、上の写真はちょうどそこをおさめたものです。
また、東京タワーのように低層階にお店がたくさん入っているということはなく、タワーの下は完全に空洞で人が行き来できるようになっています。
【シャンゼリゼ通り】
クリスマスシーズンに行ったときは綺麗でした。ただ、遠隔で写真で見るときれいに見えますが、日本ほど一本一本の木への装飾が繊細ではなく、近くで見るとあんまり…💦イルミネーションとしては日本の方がよっぽど綺麗な印象で、正直、これだけのためにクリスマスのフランスへ来るならもったいないかな~という感想でした。あまりに広いのでどうしても木と木の間隔が広くて、飾りがすかすかに見えてしまうイメージ。
上の写真に凱旋門がちらっとうつっていますが、コンコルド広場から凱旋門までの大通りをシャンゼリゼ通りと呼びます。
(実は凱旋門にはもう4回行きましたが、登ったことがありません。。。あそこに着くころにはいつも足が疲労困憊なのです。きっと景色が良いことでしょう。)
通りの左右にショップがたくさん。レストランやお土産屋さんのほか、ブランド店やクラブやホテル、ちょっとした薬局などのアーケード街まであったりします。
サッカーチームSaint Germanのショップやロクシタン、マカロンで有名なラデュレなどの店舗もあり、いろいろなお土産が帰ることでしょう。
凱旋門の逆側を見ると、大きな観覧車が。
【オペラハウス】
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パリのオペラ座といえば、あの有名なミュージカル「オペラ座の怪人」の舞台となったことで有名です。厳密にはパリにはオペラハウスが2つあるそうですが、もう一つは新しくできたもので、舞台となったのはやはりこちら。
劇の中では↑この客席の天井に釣り下がる大きなシャンデリアが、支えのロープを切られて客席めがけて降ってくるという始まりのシーンが有名です。
どこのホールでも舞台の下は、音響の反響などをよくするために「奈落」と呼ばれる大きな空間があるそうですが、劇の中では、このオペラ座の奈落の下には広い地下水路があり、そこにオペラ座の怪人が住み着いているというお話です。しかし実際に舞台となったこちらのパリ・オペラ座の地下にはそのような空間はないそう。
入り口から入ると左右二手に分かれる大階段があり、トイレもおしゃれでした。
観客席を出ると、こちらにも、宮殿と見まがうような廊下?ホール?があります。
今回は、個人で見学するチケットにしましたが、観劇付きのチケットものもあります。フランス語だろうということで断念したのですが、内容を知っているミュージカルなどなら言語がわからなくても本場で味わえてよい経験になるかもしれません。
【モンマルトルの丘】
ここからのサンセットがとても綺麗だということで、見に来たのですが、あまりの人だかりに、実際の日没は待たずに退散してしまいました💦
テラスでお酒を飲んでいる人や犬の散歩している人がたくさんいました。絵を売ってる人がたくさんいるのも有名だそう。
絵葉書サイズのものもあったので、無名の画家さんの素敵な絵を一枚買って行っても素敵なお土産になりそうです。
火災で焼けてしまいましたね。
踏むとまたここに来られるというマンホールのようなものがありました。毎回踏んでいるので、きっとまた尋ねることができるでしょう。
【セーヌ河】
青く光る橋の夜景がきれいでした。
セーヌ河クルーズしたいなあ。クリスマスに行ったときは、イブにディナークルーズをしようと張り切ってチケットを買いに行ったら、イブの日は1時間早く終わってしまいましたと言われ、泣く泣くホテルでケバブを食べた記憶があります😢
【おまけ:パリの地下鉄】
パリの観光は基本的に電車で動けるので地下鉄移動もおすすめです。切符販売機は英語が選べるし、そんなに難解ではありません。
ちょっと臭くて汚いですが。
一日乗り放題11€の切符がとてもお得です。普通は地下鉄なら行先問わず1.8€するので。