おもちゃばこ

旅行とか、映画とか、好きなものを自己満足程度ですがシェアできたらいいなと思っています!

🇫🇷モンサンミッシェル観光

フランスの世界遺産

フランス最北西の端にあるのでアクセスは大変ですが一見の価値はあります。これも人生に一度は見たい、フランス旅行では欠かせない観光地でしょう。

車で行くしかないので、バスツアーの参加が一般的です。

 

モンサンミッシェルはある神父様によって建てられたのですが、大天使ミカエルが夢に二回出て来て「修道院をここに建てなさい」と言ったそう。それなのに従わずにいたら三度目の夢で、大天使ミカエルから額に指をあてられ、その時頭に稲妻が走ったように感じたというのです。それで慌てて建てた修道院というのがここ、モンサンミッシェルなのですが、実際彼の頭蓋骨には、その時に指を当てられた額の部分に穴があいているといいます。

その遺体が埋葬されているのは別の場所ですが。

f:id:ellensdays:20210306162133j:plain

観光客に海も見てほしいとの理由で、島の住人も含めて車やバスは立ち入れなくなったそうです。そのため、駐車場がかなり手前にあり、そこからはバスに乗って大きな長い橋を渡り、モンサンミッシェルへと向かいます。

この写真はその橋からとっているところ。初めて見たときの感動と言ったらもう…。

 

一つの大きな城のように見えますが、入り口は上の写真でいうと左下の一か所で、そこから入ると緩やかな坂に沿って数えきれないほどのレストランやお土産屋さん、バーなどの店舗が林立しています。途中からは細い急な階段を登れば近道ができるようになっていたり、行き止まりの細道がいくつもあったりして迷路のよう。必ず地図が配られますので安心してください。

坂の途中には住居まであったりして、上の城のような部分には修道院を頂いています。

f:id:ellensdays:20210306211829j:plain

↑日本だったら猫しか通らないような建物の隙間に、こんな階段が。モンサンミッシェルは、ソフトクリームのように(変なたとえしかなくて恐縮ですが💦)ゆるやかな坂を上っていくと頂上に着く感じです。なのでこういう急な階段を昇れば、時短で坂の上の方にアクセスできます。

f:id:ellensdays:20210306212246j:plain

f:id:ellensdays:20210306212005j:plain

f:id:ellensdays:20210306212014j:plain

修道院の上階。芝生部分には立ち入れません。ここから外を眺めると広い干潟が広がっています。

f:id:ellensdays:20210306212026j:plain

ハリーポッターに出てくるホグワーツの廊下かと思うような修道院の下層階。

ヨーロッパではこういう建物が一般的なんでしょう。

 

 

一泊する場合、モンサンミッシェルの敷地内にもホテルはありますが、モンサンミッシェル自体の景色を楽しむために橋の手前側のホテルをとるのがおすすめだそうです。昼は潮が引いていますが、夜になると潮が満ちて、ライトアップもするのでまさに海に浮かぶ城となる景色は圧巻だそう。

因みにモンサンミッシェルから水辺に立ち入ることはできますが、潮の満ち引きがすごく速いの毎年溺れて亡くなる人がいるそうで、干潟を歩くなら必ずそういうツアーでと念を押されました。膝まで埋まってしまうので、思ったよりも体力がいるそうです。

 

日帰りだと、パリからバスの往復で8時間ほどかかります。現地滞在は昼食含め3、4時間ほどで、途中休憩もかねてどこかの小さな村の商店街に寄るプランが多いよう。

 

モンサンミッシェルのランチで有名なのは、スフレのようなふわふわオムレツと、ガレット、魚介スープ、シードルです。シードルとはCIDREと書いて英語でサイダー(日本語のサイダーと違い、アルコール入りのリンゴ味のお酒)です。辛口と甘口があり、それぞれアルコール濃度が8%と2%程度だった気がします。ガレットもメニューにシードルがついていることも多いですが、お酒が苦手な方にはリンゴジュースでも対応してもらえます。