おもちゃばこ

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④ハリーポッターと炎のゴブレット あらすじ・ネタバレ

クィディッチ ワールドカップでの闇の印

ハリーは夏休み、ロンの家族やハーマイオニーと一緒に泊りがけで、今年イギリスで行われるクイディッチワールドカップを観戦しに行きます。

しかしその晩、覆面をかぶったデスイーター(ヴォルデモートの配下たち)があらわれてキャンプ場を焼き払い、空に闇の印が打ちあがりました。


この印はヴォルデモートたちが破壊活動を行ったときにあらわれるもので、ヴォルデモートが姿を消した(死んだという説が多い)13年前以来、一度もあらわれたことがなかったためにヴォルデモートが復活したのではないかと世界的な大混乱を招きます。

 

トライ ウィザード トーナメント

新学期、ルーピン先生の後任として、元闇払い(闇の魔法使いを排除する仕事)のマッド・アイ・ムーディーが就任します。

今学期、ホグワーツでは、三大魔法学校対抗試合(トライ・ウィザード・トーナメント)が100年ぶりに一年間にわたって行われることになりました。

選手は3つの学校から1人ずつ選ばれて、3つの課題をクリアし、その合計得点で競います。危険なミッションも多いので、選手になれるのは17歳以上。

立候補者は炎のゴブレットに名前を書いた紙いれると、最終的にゴブレットが適切な人を選び、名前が書かれた紙を吐き出すもいうシステムです。ゴブレットには魔法がかけられており、17歳未満の者は近づくことさえできません。

 

ゴブレットの怪

選手が発表される時、ゴブレットは各学校の3人の生徒の名前を吐き出しました。ホグワーツからは上級生のセドリック・ディゴリーが選ばれました。

しかし発表後、ゴブレットはもう一枚、ハリーの名前が書かれた紙も出したのです。

ハリーはそもそもゴブレットに名前を入れておらず、年齢も14歳で立候補すらできないはず。到底選ばれるはずがありませんでした。

 

しかしゴブレットの決定は絶対だそう。選ばれてしまった以上、何が起ころうとも辞退はできないのです。ハリーも選手として闘うことになりました。

 

この不気味なできごとをハリーは訝しみますが、他の生徒たちはおろか、親友のロンまでからも、ハリーが目立ちたくてなんとかゴブレットの魔法を欺き自分の名前を入れたのだと反感を買って孤立。

この事件の深刻さをわかってくれたのはハーマイオニーだけでした。

 

トーナメントの課題

課題は、数か月に1回程度の頻度であります。課題に対して事前に情報を与えられたり与えらえられなかったり。選手たちは課題をクリアするために勉強し、対応すべく作戦を練るのです。

学年が若く明らかに不利なハリーですが、まわりの先生や友達に助けられながら進んでいきます。

第1 第2の課題をクリアし、第3の課題になりました。

この課題は森の迷路です。これまでの得点からスタート時間に差をつけ、中の障害物をクリアして迷路の中央に置いてある優勝カップに最初にたどり着いた人が優勝です。

 

人を変えてしまうという恐怖の迷路の中で、次々とライバルたちが脱落してく中、ハリーはついに優勝カップを見つけます。

そこでセドリックと会い、二人は一緒に優勝しようと、同時にカップをさわります。

 

ヴォルデモートの復活

ハリーは気づくと、セドリックと一緒に、ヴォルデモートの父親のお墓の前にいました。
優勝カップは実はポートキー(触ると、予め設定した行き先に瞬間移動できるもの)にすり替えられていたのです。

危険を察知し、すぐに戻ろうというハリーですが、セドリックは、「怖いのか?」と好奇心を見せます。

しかし、その場にいたのは例のピーター・ぺティグリュー。

ヴォルデモートと思われる小さな生き物のような塊を抱いたピーター・ペティグリューは、ヴォルデモートの声に「邪魔者を殺せ」と命令され、セドリックを殺害します。

 

その後、ピーターはハリーの血を使い、儀式を行ってついにヴォルデモートを復活させます。ハリーの目の前でついに生身のヴォルデモートが復活し、次々とデスイーターたちが集まってきます。

 

そしてついにハリーにとどめを刺そうとしてくるヴォルデモート。

ハリーは渾身の力を振り絞って決闘します。(ハリーが相手に使う呪文って必ずエクスペリアームス(相手の杖を飛ばす呪文)だけなんですよね。相手は遠慮なくアバダケダブラ(殺す呪文)ですけれど。)

二人の力の差は明らかですが、2人の呪文がぶつかり合うと、ヴォルデモートの杖から今まで彼に殺された人たちがハリーの守護霊として次々と現れます。

そこには知らないマグルのおじいさんもいれば、ハリーの両親や、今殺されたばかりのセドリックの姿も。

守護霊たちは、少しの間だけ時間を稼ぐことができるから、その間に逃げなさい、と言います。ハリーは両親の守護霊たちの助けをかり、その僅かな時間でセドリックの遺体とともに再びポートキーに触れ、ホグワーツへ帰ります。

 

恐怖企みの終わり

ホグワーツに帰り、ダンブルドアに出来事を話していると、ムーディーが慰めるようにハリーを部屋へつれていきます。

しかし、ムーディーの様子がだんだんおかしくなってきて…闇の印を打ち上げたのも、ゴブレットにハリーの名前を入れたのも、ハリーが優勝するようにしむけ、優勝カップをポートキーにかえたのも自分だと明かします。「あの方は俺を褒めてくださっていたか?」と。

 

肉体を失ったヴォルデモートを復活させるには、ハリーの血が不可欠だったそう。そのためにこの試合というチャンスを活用してハリーをヴォルデモートのもとに送り、復活を手伝ったのだと告白します。

 

最後にムーディーはハリーを殺そうと杖を上げますが、間一髪のところで部屋に侵入してきたダンブルドアたち教授陣に助けられます。

 

実はこのムーディーは、バーティークラウチJrという、魔法大臣の息子でありながらデスイーターに堕ちた男が化けたものでした。

闇払いであった本物のムーディーは、1年間自分のトランクの奥に閉じ込められていました。

自分のせいで目の前で友人が殺害され、さらについにあのヴォルデモートが目の前で復活を遂げるなど、多くのことに衝撃をうけたハリーですが、優勝賞金はフレッドとジョージのいたずらグッズ店開業のために寄付し、またダーズリー家へと帰っていきます。