どのホストファミリーにもすごくお世話になって感謝しているし、あまり文句というふうには捉えてほしくないのですが…
やっぱり経験してみないとわからない難点ってあるなと思って、そこも知っていただきたくて書きました!
おうちの環境って国にかかわらず十人十色なので、何が良いとか悪いとかはないと思うのです。
ただ、他の家庭に入れてもらうって、寮やホテルステイやシェアハウスとは違い、完全にその家の決まりに従わないといけないから、どうしてもその点、やりにくいことは少なくないですよね。
悪かったところだけまとめて書いたら、なんか嫌な感じになっちゃったけど、
良かったところは別で書くのでぜひ嫌な気持ちにならず、単純に個人的な感想と思って読んでほしいです!
◆冷暖房問題
〜冷房なし〜
これは海外かどうかというより、家ごとの方針の問題かもしれませんが、、、
私の実家は、ペットを飼っていたこともあり、真夏などには留守中もエアコンをつけっぱなしにしていることも多い家でした。(それが良いかどうかは別として😅)
真夏のオーストラリアにステイした際は、家にエアコンがなく、シーリングファンのみ。
家の窓が開放されていて風がわりと涼しいので、それでなんとかなっていましたが、ファンをつけるのも部屋にいる間だけというルールでした。
その結果、ついてすぐに、体調不良も相まってだったとは思いますが、私は見事に熱中症に…🥵
その後はこまめに冷えた水を飲むなどして無事生き延びられたのでOKですが、自分の情けなさを痛感しました。
〜暖房なし〜
真冬のイギリスに行った時は、朝から夜遅くまで家には誰もいませんでした。
リビングは暖炉、そのほかの部屋はスチームで暖を取るおうちだったのですが、留守中はもちろん暖炉はオフ、家中のスチームの電源は一括管理だったので、夜遅くにマザーが帰宅するまで毎日寒さに凍えていました。
ご想像の通り、真冬のイギリスは本当に寒いです。室内とはいえ、大きな窓のある古い木造建築。ダウンを着たままでもガタガタ震えるほど寒く、手先が動かなくなるほどでした。
寒さのあまり眠ることもできず、日本から外出用に持ってきたホッカイロをあけ、机の上の蛍光灯に両手を当てて暖を取っていたのですが、
寒いと寂しさもより身に染みます。悲しくなりました。
◆ファミリーが全然家にいない
国際交流が好きとか、世話好きのご夫婦とか、そういうファミリーがホームステイを受け入れているのかと思っていたのですが、実際はそうでないこともよくあるよう。
それなりにお金が入りますから、ビジネスとして住む場所を与えるだけのオーナー的な目的で、というファミリーも少なくないようです。
悪いことではないですが、ホームステイの最大の醍醐味は現地生活をより身近に味わえること。愛情や関心を持って接してほしいですよね。
3回ホームステイしたうちの一度だけ、ビジネスライクなご家庭でした。
朝は完全にバラバラで、夜は作っておいてくれるのですが、ファミリーがいないので、ラップをされてぽつんとテーブルに置いてあるのを一人で食べるのです。
朝から晩まで誰にも会わなかった日も何度もありました。
到着翌日は日曜だったのでランチをお願いしたら、「昼ごはんは契約に入っていないのよ」
と。「お金を払うので作ってもらえませんか?」というと「今回は特別に作ってあげるしお金はいらないけど、これからはランチは街まで行って買ってきてね。」と。
もちろん契約的には向こうが100%正しいし、結局作ってもらって何も文句は言えないのですが、まだ実家を出たこともなく、親が払ってくれた留学の契約なんて知らなかった異国に来たばかりのteenの私は、一瞬でホームシックになりました。。
◆お金が消えた
週末に出かけて帰って来たら、部屋に置いていたコインたちが消えていました。
海外滞在中は、財布を手放す時は金庫かスーツケースにロックして入れろっていうのは常識なので何も言えないのですが…
実際のところ、滞在が長期になると毎日出し入れするのも面倒ですし、信頼と安心(油断?)もあり、そのまま置いたり鍵をかけていない人、多分少なくはないと思うんです…💦
珍しく外国人のお手伝いさんが部屋を綺麗にしてくれた日でしたし、スーツケース内のお札たちは手付かずだったので、チップと間違えて(間違えたことにしたて?持って行かれてしまったのかなあと。
ホストマザーは、この国にそういうチップの習慣はないから娘(6才)が持っていっちゃったのね、と。
でも小学生ともなればお金を取ってはいけないことくらいわかるはず。娘ちゃんも「本当に私じゃないの!」と泣きながら部屋に来ました。
結局は私の泣き寝入りとなったのですが、お金が減ったことよりも、自分の部屋からお金を取った人がいるという事実が辛かったですね。
完全に不注意な自分のせいです。