おもちゃばこ

旅行とか、映画とか、好きなものを自己満足程度ですがシェアできたらいいなと思っています!

留学中に経験したトラブルたち😂 ~日々の生活編~

◆小銭が全然わからない!

日本のコインって、大きく数字が書いてあってわかりやすいですよね。

なんで海外のって、数字でかかないうえに、小さくquarterとか書いてあるんでしょう。

お会計の時ってあまりもたもたしたくないものだけど、コインが全くわからないので、とりあえずお札で払います。

おかげでお釣りのコインが増えるばかり。重くなる財布と減っていくお札…。

 

私は家ですべてのコインを並べて覚えました。そしたらそのあとはびっくりするくらいすらすら払えるようになり、たまっていたコインがみるみる減っていきました☺

 

◆日本から送ってもらった荷物が届かない!

冬のイギリスが思ったより寒く(というより想像以上に雨が多くて)、母が防寒具や洋服、レインブーツを送ってくれました。

小包を2つ送ったというのですが、2週間経っても届かず。。

放課後にひとり郵便局へ行って相談してみると(まだ10代だった私。こんなこと日本でもしたことないのに英語でよく頑張ったなって、今でも自分をほめています(笑))、なぜか洋服を持ち込むのに税金がかかるだかなんだかで関税で引っかかって止められていると。追加で2万円払えば届けると言われました。

わけがわからなかったけれど、コートが入っているので没収されるわけにもいかず、お金を払って届けてもらいました。

 

紆余曲折を経てようやく手に入れた小包をあけると、あらゆる防寒具や日本の食べ物にに母からの手紙が。日本では実家から出たことのなかった私が、初めて長く親元を離れた異国の地で、段ボール箱に詰め込まれた家族からのありったけの愛情に、涙が出ました。

 

◆カードが止められた!

10代で留学した際、1ヶ月目あたりでカードが止められてしまいました。

原因は確かまだ日本にいる頃のことで、カードの期限が切れそうなので、出国前に延長手続きをした際、親名義のカードなのに自分の名前を書いてしまったとかだったと思います。

カードが止められるまでには時差があるため、1ヶ月ほど経った頃、海外に一人のタイミングで急にストップされてしまったのです。

 

海外では何があるかわからないから、キャッシュをたくさん持っていきなさいとは散々言われています…。

私もしっかりクレジットカード2枚と、余裕をもったキャッシュを持っていたので、問題ないかと思っていたのですが…海外で最強のカードはVISA、MASTERですね。

私はダイナースとマスターを持ってきていたのですがダイナースは全く使えず。

マスターばかり使っていたのですが、そのマスターが止められてライフラインが絶たれてしまいました。

もちろんキャッシュも多めに持ってきてはいたものの、カードを使えない店もかなりありましたし、あくまでカードメインで使用する予定だったため、カードが全く使えなくなっても大丈夫なほどのキャッシュはありませんでした。

 

学生の私を送り出す時に両親が言ってくれたのは「これは貴重な機会だから、せっかくの留学中はお金のことはまったく気にせず、やりたいこと、いきたいところ、全て参加してきなさい」とのありがたいお言葉。

 

その言葉どおり、学校で毎日のように催されるイベントや小旅行には、予定の許す限り参加させてもらっていました。

しかも最も不運だったのは、週末にフランス旅行にまで行くことになっていたところ。こちらは完全に娯楽ですが、飛行機で片道30分でフラッとフランス旅行にいくなんて、これもまたとないことだから楽しんできなさいと、親も認めてくれていました。

しかし運悪く、フランスに行く1週間ほど前にカードが止まってしまったのです。もちろん日本のカード会社や家族に連絡して解決しようとしましたが、すぐにカードを使えるようにするのは無理とのこと。

短期留学だったため、向こうで使えるキャッシュカードも持っていませんでした。

残りの留学生活、何もしなければランチにしかお金を使わないので、なんとかsurviveできたかもしれませんが、さすがにそれではあまりにももったいない。留学の生活は、学校の授業が半分、放課後や週末のイベントが半分で成り立っているというくらいでしたから、何も参加しないで過ごすにはあまりにも時間の無駄遣いだったのです。

もちろん旅行キャンセルももったいない。

 

結局、留学を斡旋してくれた留学社が、たまたま今回の行き先のパリにも支社があるとのことで、日本で親が振り込むお金を、私がフランス支社でユーロで受けとることができる、というふうに手配してくださいました。

本当に本当に救われた…ありがとうございます…

 

Wi-Fi命!街中で携帯が使えない!?

初めて留学した時は、まだガラケー時代でした。日本で使用しているガラケーは海外で全く使用できなくなるため、留学前に海外対応携帯を購入してそれを持参する、という感じでした。

写真は全部デジカメで撮っていましたね。懐かしい…。

連絡先の交換も簡単ではないので、携帯のメールか、facebook(これもまだ留学に際してアカウントを作るくらいの時代でしたが)でした。

 

2度目の留学でイギリスに行った時は、スマホがそこまで主流ではなかったこともあり、現地で携帯を契約している人が多かったです。PHSのようなもので、簡単なメールができます。

しかも簡単に譲渡できるので、私も現地でできた友人が帰国する際に譲ってくれました。本体£10で、使用料£10/月なので1500円程度で一月使用できるすぐれもの。

現地での連絡はこれしか使用していませんでした。

日本で主流のLINEは海外で誰も使っていません。かわりにwhats'appというフリートークアプリなのですが、日本でログインまでしていかないと使用できませんでした。

facebookも使っていましたが、wifiがないと見れないので、学校や家でしか使えません。携帯がなかった時代の、集合時間と場所を正確に決めていた頃を思い出しますね。

 

今は格安simなどもありますし、wifiを借りていけば問題ないですね。

 

◆イギリス留学中、フランス旅行に行ったら、イギリス再入国を拒まれた!

日本への帰国日が近かったためだそうです。イギリスにstudent visaで滞在していたため、フランス旅行から帰国しても再度student visaを発行してもらえるようで、そうするとイギリスに滞在してよい期限がのびるわけです。

「あなたの入国を認めるわけにはいかないわ。最近、帰国が近づくたびに海外渡航をして、ビザの不正延長をもくろむ人が多いの。」

「でも私は来週日本に帰るんです。」

「証明できるものを持ってる?日本行きの航空券は?」

「航空券はうちにあるけど、このフランス旅行へは持ってきていません。」

「日本であなたは何をしているの?」

「学生です。来週帰国して、来月から日本の学校に戻ります。だからvisaの延長は必要ないです」そう言って学生証を見せました。一応学校名が英語でも書かれているので。

「日本語は読めないわ…」

「じゃあどうやって証明したらいい?わたしは学校に戻るから、イギリスに残る必要がないんです。」

結局上の人と相談して通してもらえましたが、さすがに焦りました。フランスへ送り返されてもどうしようもないですもんね。

今の時代ならスマホで簡単にオンラインチケットを出せるから問題ないかもしれませんね。