おもちゃばこ

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🇯🇵福島で英国体験 British Hills

「パスポートのいらない英国」と謳われているこの施設。

スコットランドと同じ緯度、同じ気候の福島県のある町に、建造物から内装、職員までイギリス仕様にして、完全に中世イギリスを再現するようにつくられた広大な施設です。


実際に高校などで英語研修に使われることも多々あるようで、その本格さを物語っています。

ハリーポッターの世界を追体験したい方には間違いなくオススメなので、そんな気持ちで読んでください。

 

British Hills

https://www.british-hills.co.jp/sp/

 

◼️チェックイン

最寄りの駅からは送迎バスが出ます。

敷地入り口の立派な門をくぐると、さて、ここからはもうイギリス。

(ホグワーツの入り口にもこんなのありました。普通の入り口ではなく、2巻で汽車に乗り遅れたハリーたちがこっそり到着する方)

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イギリスの片田舎を思わせるかわいい一軒家やイギリスの城跡のような建物が見えてくると、いよいよ2.3階だての大きな家(これが宿泊する建物です)がいくつも現れ、ついに学校のような大きな建物が登場します。

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バスを降りるとさっそくイギリス人のスタッフが中へ案内してくれます。

建物の中央の階段を登ると、大きなリビングのようなロビー。ソファーや暖炉もあって、まるでホグワーツの寮にある談話室のようです。f:id:ellensdays:20210928230743j:image

こちらでチェックインですが、さっそく全て英語。こちらには日本人のスタッフの方もいらっしゃったのですが終始英語でした。f:id:ellensdays:20210928230804j:image

こんな階段を登ると、、、
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豪華な2階!
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図書室があって
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ハリーポッター7巻で、マルフォイの屋敷でヴォルデモートとデスイーターたちが密談していたのって、こんなところでしたよね。
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ホグワーツの廊下みたい!廊下をいくといろんな部屋が。
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イギリスの昔の部屋が博物館のように展示されていました。これは貴族の部屋?熊の毛皮が。


◼️お土産屋さん

Ye shop (イー ショップ)はこの敷地内唯一のお店。

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コンビニとしての普通の飲み物、おつまみやお菓子のほか、イギリスと見紛うようなお土産がたくさん売っていて楽しいです。

この施設の特徴でもあるローブも売っています。

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お店の外観もこんなにキュート。イギリスだあ。

 

◼️宿泊施設

イギリスの典型的な大きめの一軒家のようなものがいくつも見えてきます。それぞれの中にホテルの部屋がたくさんある形です。

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中はこんな感じ。一軒家のような廊下と階段があって、それぞれの扉の中がホテルの一室という感じ。

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イギリス滞在経験のある人はわかるでしょうか。この絨毯ばりなのにミシミシいう狭い木の階段。
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リビングのような談話室のようなcommon roomがあります。
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◼️部屋

宿泊する部屋は4段階のグレードで選べます。

といっても普通のホテルと違っておもしろいのが、安い部屋はただ狭いだけではなく、逆に学生寮を模していて、イギリスの学生生活が追体験できてしまうところです。


一番高い部屋は調度品なども含めて英国貴族の屋敷のよう。

一番安い部屋は、イギリスの学生寮をイメージした部屋だそうです。バス、トイレは共同ですが、そこがまた寮生活らしくて逆に良いですね。

ハリーポッターのようなローブも着ていることですし、ここに泊まったらいよいよ気分はホグワーツ生かもしれません。


今回宿泊したのは3番目のお部屋。

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ローラアシュレイの店内のようなかわいい寝室、いかにもイギリスにありそうな木目のクローゼット、狭いけれど談話室を彷彿とさせるテーブルと椅子の小部屋。

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それからかわいらしいバスルームはいかにもイギリス仕様。4本足のバスタブと、受話器のように取り付けられているシャワーはかわいいけれど、シャワーカーテンがないのです。

水を飛び散らせないためには何が正解か今もわからないのですが、私はいつもバスタブに座って小さくなってシャワーを浴びています。それでも絶対にまわりの床はびしょ濡れですが…。

良いところばかりでなくそんなちょっと不便なところまで忠実にイギリス文化を再現しているところも◎

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冬の間は、部屋にローブが置いてあり、敷地内は着て歩いて良いことになっています。

ローブは胸にBritish Hillsのエンブレムが付いていて、これを着て歩けば本当にもうホグワーツ生。夜は実際冷えるのでありがたい防寒具でもありますが、ローブを着てみたすぎて、そのためだけに敷地内を出歩きたくなってしまいます。

私が行った時にはちょうど学生さんが語学研修中で、学生さんたちが制服の上からローブを着て歩いている姿はホグワーツそのもの。見ているだけでワクワクしました。


◼️カルチャーレッスン

いろいろなレッスンを有料で受けることもできます。英会話、クッキング、キャンドル作り…

レッスンは全て英語で、英国人講師から雑談も楽しみながら教えてもらいます。

 

スコーン作りレッスンに挑戦してみました。オフシーズンだったためか、プライベートレッスン(^^)本当に一から作らせてもらえます。


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◼️パブ

この施設ならではかもしれませんが、パブといってもレストランも兼ねており、飲むだけでも良し、ランチしてもよし、夕飯ではコース料理を食べても良しです。

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バタービール!

ここでも飲めるんですね。多分味はUSJと同じような…いやちょっと甘い…?自信がありません💧


入り口はパブらしく賑わっていますが、奥のテーブル席は比較的静か。半個室のようなお大きなテーブルにつくと、ホグワーツ特急のコンパートメントを思い出します。

奥には暖炉も。

 


ランチではフィッシュ&チップスをいただきました。イギリス風だけど日本なので、食事はおいしい笑 素晴らしいです。

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外国人がたくさん飲んでいるなと思って良く見たら、なんと昼にお世話になったカルチャーレッスンの講師陣が連れ立って飲みに来ていました。仕事終わりの一杯というところでしょうか。

お客さんだけでなく、職員の方も母国を思い出すかのようにプライベートで使っているところがまたよりリアルで良いなと思いました。

 

◼️アフタヌーンティー

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イギリスといえばアフタヌーンティーは欠かせません。

もちろん店員さんはイギリス人。店に入ってもオーダーも何をしても英語。

完全にイギリス旅行気分です。f:id:ellensdays:20210928233055j:image

ところで、アフタヌーンティーと言うと何を思い浮かべるでしょうか?

一般的にアフタヌーンティーといえば、日本でもホテルのラウンジなどでお馴染みのプレートが3段になったスイーツセット。

紅茶とスコーンだけのセットはクリームティーと呼びます。

私も今回は、メインの建物から少し歩いたアフタヌーンティーのお店で、クリームティーを楽しみました。

いかにもイギリスという感じの愛らしい内装のお店。スコーンの味と紅茶が選べます。